偉人たちの言葉 #4

超解説 若手が心に刻みたい 偉人たちの言葉

焦りを感じたとき

With well, time is always enough.うまく使えば、時間はいつでも十分ある。

Johann Wolfgang von Goethe(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ/1749年 - 1832年)

詩人、劇作家、小説家、さらには政治家など、多彩な顔を持つドイツの文豪。小説『若きウェルテルの悩み』を代表に『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』、詩劇『ファウスト』など、広いジャンルで作品を残した。

解説
耳の痛い方も多いことと思います。しかしこの言葉は真理です。常に焦った状態で過ごしていれば仕事は上手くいきません。当然ながらストレスも溜まります。また、そうした人の多くは、仕事とプライベートの境目が曖昧で、余裕や楽しみの少ない人生を送っている傾向にあります。結果、人との関係も希薄になり孤独化してゆきます。なぜ時間を上手く使えないのか。その最たる理由は「仕事の優先順位が不明確」だからです。効率よく仕事をするためには、難易度と緊急度の2つをしっかり見極めて、手がける順番を決めることが大事です。時間を上手につかって仕事をすること。それは自分を守ることにもつながります。
I will prepare and some day my chance will come.準備をしておけ。チャンスはいつか訪れる。

Abraham Lincoln(エイブラハム・リンカーン/1809年 - 1865年)

第16代アメリカ合衆国大統領。南北戦争で北部を指導して奴隷解放宣言を出すが、第2期途中に暗殺された。アメリカ合衆国では「偉大な解放者」として、また国家統一と民主主義を守った大統領として尊敬されている。

解説
同期の仲間は大きなプロジェクトを経験しているのに、なかなか自分には声がかからない。これは辛い状況です。焦る気持ちを通り越してモチベーションにも悪影響を及ぼすことでしょう。そこで思い出すのが、Jリーガーの三浦和良選手の昨年のゴールです。三浦選手は最高齢選手としてトレーニングを続けています。当然試合にでる機会はめったにありませんが、いつ声がかかっても100%の力が発揮できるよう毎日準備を欠かしません。そんな三浦選手が、昨年、50歳と14日で決勝点をマーク。「最高齢ゴール」としてギネス記録に認定されました。まさに、焦らず腐らず準備して、少ないチャンスをモノにしたお手本です。
As when Unfortunately, you believe in yourself.不運な時ほど自分を信じろ。

Korekiyo Takahashi(高橋是清/1854年 - 1936年)

「高橋財政」により昭和初期の金融恐慌を鎮静化に導いた「金融の天才」。第20代内閣総理大臣を務めるも、大臣時代の活躍の方が高く評価されている。「2・26事件」で、陸軍青年将校の凶弾に倒れその生涯を閉じる。

解説
人はよく「運が転がり込んできた」という言葉を使いますが、少なくともビジネスにおいては、黙っていて幸運が転がり込んで来ることはありません。スティーブ・ジョブズやフィル・ナイトなど歴史に名を残す人物の伝記を読むと、そのビジネスライフの大半は、失敗と裏切り、そして焦りの連続であったことが分かります。そんな彼らに共通しているのは、状況が悪化した時ほど自分を信じて、信念を曲げずに邁進しようとする姿です。今やろうとしていることや、そのやり方について、利害関係のない他人ほどあれこれ言いたがるものです。しかし、成功の鍵は常に自分の手中にある。そのことを忘れてはなりません。
オフィスを借りたい・移転したい インターネットで簡単検索 e-miki.com
■記事公開日:2018/10/12
▼構成=編集部

過去の記事

領国経営
影の実力者たち〈5〉
〈5〉
柔軟性と人心掌握術で"左遷先"の経営課題を解決 蒲生氏郷 現代のビジネスマンにとって"転勤"は、避けて通れないできごと... 2019.04.16更新
シリーズ
清野裕司の談話室〈10〉
〈10〉
中小企業のブランディング 旧知の中堅メーカー社長からこんな相談を受けました... 2019.04.10更新
ビジネスパーソンに必要な資格
〈1〉
公認モチベーション・マネジャー資格 資格は身を助ける。この言葉が頻繁に使われるようになったのは1980年代... 2019.03.28更新
偉人たちの言葉
〈2〉
西郷隆盛の仕事観 "討幕"といった大仕事を成し遂げて... 2019.03.11更新
リーダーズ・アイ
〈6〉
ラグビーW杯2019日本大会アンバサダー 大畑大介の視点 4年に一度じゃない。一生に一度だ... 2019.03.04更新
エリア特集
〈19〉
三宮が変わる! 動き出した国際都市・神戸 1868年の開港以来、国際色豊かな港町として発展してきた神戸... 2019.02.25更新
ココロが動いた!秀逸コピー
〈1〉
ハズキルーペ 本物の象に商品を踏ませてその丈夫さをアピールしたアーム筆入れ。 2019.02.21更新
リアル・ビジネス
英会話〈11〉
〈11〉
Pardon? 相手の話が聞き取れないとき ビジネスで英語を使う時、ビギナーの方が必ず直面するのが... 2019.02.18更新
若手のための
“自己キャリア”〈6〉
〈6〉
ルーティン効果 ラグビー人気に火がついた2015年のワールドカップ... 2019.02.04更新
働く男の健康ライフ
〈10〉
「酒飲み」へのエール! お酒との"上手な付き合い方" かつては「酒はサラリーマンのガソリン」などと... 2019.01.29更新
企業見聞
〈19〉
理屈抜きに旨い酒造りでブームの再来を。銘酒・賀茂泉の成長戦略 兵庫の灘、京都の伏見、そして東広島の西条。これら... 2019.01.24更新
偉人たちの言葉
〈1〉
西郷隆盛の金銭感覚 大河ドラマでもおなじみの"西郷どん"こと西郷隆盛。 2019.01.21更新

バックナンバー※2018.02.21 現在

文字サイズ