最近では某コンビニエンスストアが健康診断の未受診の社員は賞与を削減するという話題がありましたが、企業に勤務されているみなさんであれば、年に一度は健康診断を受けていることと思います。
病気の発見がなくほっとしても、実は気になるのが血糖や尿酸、コレステロールなどの数値。一年前の値と比べて大きく変動していたり、気になることがあったら、ぜひ医師に相談してみることをお勧めします。
まだまだ元気だとは思っていても、齢50歳を過ぎれば、機械でたとえればそろそろオーバーホールやメンテナンスが必要な時期。生活習慣病などから守り、これからの人生を活き活きと過ごして行くための食生活や、運動による予防法など、適切なアドバイスが受けられるはずです。病を未然に防ぐ、これこそがプライマリーケアの意義なのです。
次回は、肥満と理想体重について、お話したいと思います。

Masahiro Terashima
寺島正浩
寺島正浩
市川東病院勤務
内科一般・糖尿病外来・血液透析担当医師
内科一般・糖尿病外来・血液透析担当医師
1960年生まれ。東京慈恵会医科大学卒。早大理工学部卒。日本糖尿病学会専門医、内科学会認定総合内科専門医、日本医師会認定産業医。
某大手通信機器メーカーにエンジニアとして勤務した後、医学に進路変更した経験を活かして、働く皆様の健康をサポートさせていただきいます。
市川東病院:http://www.ichikawahigashi.com/
市川東病院:http://www.ichikawahigashi.com/