大人の趣味活 大人の趣味活

大人の趣味活

中高年のビジネスマンに"無趣味"な人が増えているそうです。この企画はそうした方々に、生涯楽しめる"なにか"を見つけていただこうというもの。
キープレスの無趣味なライターが体当たりでチャレンジする年4回のシリーズです。

Vol.1 ウクレレ あなたの毎日に、音楽を奏でる幸せを。

数年前から盛んに言われる中高年のバンドブーム。友人のライブに招待されて、楽しげな様子を見ていると、楽器ができる人は羨ましいな...と、つくづく思います。音楽経験はないけれど、何か楽器を始めたい。そうした方に、お勧めしたいのがウクレレです。
56年間、音楽とは無縁の人生を歩んできた私ですが、たった1時間のレッスンで、まがいなりにも一曲マスターできました!
"大人の趣味活"第一回は、「ウクレレ入門」をレポートします。

ご存知の通りウクレレは、ハワイの楽器です。弦は4本。ナイロン製で柔らかく、初心者でも指が痛くなるようなこともありません。
一見、おもちゃのように見えますが、その音色は暖かで、心が癒される風情を醸し出してくれる南国ムードあふれる弦楽器です。レッスンを受けたのは、現在プロとして活動中のミュージシャンが講師陣を務める、東京都渋谷区のトイズミュージックスクール。とっても明るい美人講師・福島恵美先生が笑顔で出迎えてくれました。

レッスンに先立ち、まずはお借りするウクレレのタイプを選びます。実はウクレレという楽器は、最もコンパクトな「ソプラノ」から、
ひと回り大きな「コンサート」、さらにもうひと回り大きい「テナー」まで3つのタイプに分かれていて、それぞれに音色が異なります。 男性の場合、弾き易さという点からコンサートを選ぶ方も多いようですが、いわゆる「ウクレレ本来の音色」はソプラノに象徴されるそう。「それならソプラノで」という妥協なき選択を下し、早速レッスンに入りました。

今回のレッスンは、ウクレレの楽しさを知る基本中の基本。したがって、楽器のチューニングの仕方や細かな部位の説明など、小難しいことは一切なし。「まずは弾いてみましょう!」という実践的なスタンスが少々せっかちな私にはピッタリでした。
福島先生いわく、ウクレレはC、F、G7という3つのコード(和音)が基本で、これらを押さえられるようになれば幾つかの曲が弾けるようになるとおっしゃいます。その代表曲が『Happy Birthday』。ウクレレ初心者にとってのスタンダードナンバーです。今回の目標は、それを1時間で弾けるようになること。具体的な目標ができて俄然やる気が湧いてきました!

レッスンがスタートして、すぐにつまづいたのが、案の定ウクレレの大きさです。見栄を張ってソプラノを選んだものの、楽器が小さすぎて、コードが押さえにくく、コードチェンジするのが困難です。また、右手の人差し指の爪で、上から下にストロークする(弦を弾く)わけですが、4本の弦に均等に力が伝わらず、なんだか物足りない和音になってしまいます。手先が不器用な私にとっては、たった3つのコードも思いのほか高い壁。レッスン開始早々、眉間にシワを寄せ、笑顔も自信も消えてゆきました。

最初こそ嫌な汗をかきながら四拍子の練習コードを弾いていたものの、次第に慣れてコードチェンジもスムーズに。まだまだ綺麗な音は出せませんが、それなりにカタチになってきました。これまでスポーツ体験企画の撮影で、いつも辛辣な言葉をポロリとおっしゃるカメラマンさんからも、「うん、だいぶ良くなってきたんじゃないかな」とお褒めの言葉がかかり、ようやく平常心を取り戻した次第です。

平常心を取り戻すとともに、いつもながらの過剰な自信が頭をもたげ始めた矢先、福島先生からひと言。「少し肩に力が入っていますね。リラックスして弾けばもっと良くなりますよ」との忠告が。するとすかさずカメラマンさんが「何やっても言われるよねぇ。力み過ぎ」と言葉をかぶせてきます。
確かに、コード表を見るのと左指を動かすことに集中するあまり弦を弾く右手が疎かになって、リズム感に欠けているのを実感していたのは事実。このあたりが弦楽器の難しいところでしょうか。でも、全ては慣れです。

「ではそろそろ、Happy Birthdayをやってみましょう」と福島先生からお声がかかります。いよいよこれまで練習してきた3つのコードの習得度を測る集大成。当然モチベーションもアップします。音楽経験がゼロに等しく、まして譜面など読めるはずもない私が、人前で楽器を弾くわけですから俄然燃えます。観客は少々口の悪いカメラマンさんひとりですが、それはそれ。一部トリッキーなコードチェンジがありますが、きっと上手く弾けるはずです。

さて、実際に曲を弾いてみると...そうそう上手くはいきません。先生が歌いながらリードしてくれるのですが、途中でどのコードを押さえれば良いか分からなくなって手が止まり、教室には先生の歌声だけが響きます。ここで先生からアドバイス。「吉村さん真面目すぎ!厳密にコードを押さえようとしなくてもいいんです。初めのうちは1つや2つ音が抜けてもかまいませんので、まずは最後まで弾ききることを意識してやってみましょう!」。
そのひと言で気持ちが楽になり、終盤は先生の歌をなんとかサポート。 56歳の私だって「楽器を趣味にできる!」という確信を得た貴重な体験でした。

この日の成果を動画でご紹介します。練習時間は1時間。福島先生のご指導のおかげで、初めてさわるウクレレに戸惑いながらも、どうにかこうにかカタチになりました。紹介曲は『Happy Birthday』。動画収録時には、福島恵美先生に加えて、吉岡研一郎先生がギターでサポートしてくださいました。

体験を終えて

音楽経験がなくても、楽譜が読めなくても、何歳からでも、ウクレレなら挫折することなく続けられると確信しました。他の楽器と比べて音もサイズ小さいため、近隣の耳を気にせずに自宅練習できますし、持ち運びも便利です。趣味探し企画の初回にして、すでに気持ちは揺れています。(編集部ライター吉村高廣)

福島恵美先生・吉岡研一郎先生から

ひとつくらいは楽器を弾けるようになりたい。そう考えている人にとってピッタリの楽器がウクレレです。少しの練習で曲が弾けるようになりますし、練習を積めば、本格的なハワイアンはもちろん、ポップスやジャズなども弾ける奥深かさもある楽器です。音楽経験がないから譜面も読めないし、楽器はとても無理。と諦めていた人にこそ、ぜひ経験していただきたいと思います。きっとハマります。ALOHA〜♪

取材ご協力

トイズミュージックスクール

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 6-23-11 J・SIX BLDG.8F
TEL:03-3406-9248 HP:http://www.toysmusic.com/
※トイズミュージックスクールでは、ウクレレのアンサンブル集団『ウクレレ楽団』を結成し、幅広い活動をしています。詳しくはホームページで!

オフィスを借りたい・移転したい インターネットで簡単検索 e-miki.com
■記事公開日:2018/02/19 ■記事取材日: 2018/02/06 *記事内容は取材当日の情報です
▼監修・構成=編集部 ▼文=吉村高廣 ▼撮影=田尻光久 ▼体験者=吉村高廣

過去の記事

リアル・ビジネス
英会話〈10〉
〈10〉
I'll get back to you. 即答できないとき 仕事の場で日常的に行われるミーティング... 2018.11.02更新
リーダーズ・アイ
〈5〉
アルピニスト・野口 健の視点 情熱だけでは人の心は動かせない... 2018.10.23更新
偉人たちの言葉
〈4〉
焦りを感じたとき うまく使えば、時間はいつでも十分ある。 2018.10.12更新
働く男の健康ライフ
〈9〉
視覚機能が向上すると、メンタルも強くなる! ビジネスパーソンにとってメンタルの強さは大きな武器です... 2018.10.10更新
シリーズ
清野裕司の談話室〈8〉
〈8〉
人も会社もダメにする馴れ合いの構造 驚くべき新聞記事を目にしました... 2018.09.19更新
エリア特集
〈17〉
再開発とリニア中央新幹線で大注目! 品川駅周辺エリア 江戸時代に東海道で最初の宿場町が置かれたのが品川です。 2018.09.12更新
若手のための
“自己キャリア”〈4〉
〈4〉
交渉力 「ネゴシエーター」という言葉を記憶されているでしょうか。 2018.09.03更新
大人の趣味活
〈3〉
プラモデル 究極の自己満足を、ぜひあなたも! 昭和30年代、40年代生まれの方(主に男性)にとって... 2018.08.17更新
リアル・ビジネス
英会話〈9〉
〈9〉
Can I take a rain check? 野球由来のイディオム 夏に話題になるスポーツと言えば「野球」... 2018.08.08更新
オトコの休日クッキング
〈2〉
海南(はいなん)チキンライス 記録的な猛暑が続く今年の夏... 2018.08.07更新
偉人たちの言葉
〈3〉
怒りについて 頭に来たら、4つ数えろ... 2018.07.30更新
領国経営
影の実力者たち〈3〉
〈3〉
天下取りを支えたNO.2"蜂須賀正勝" 正勝が育った濃尾平野は、木曽川や長良川、揖斐川といった... 2018.07.30更新

バックナンバー※2018.02.21 現在

文字サイズ