主婦の目チェック《エビのしっぽ》 #8

「ありがとうございます」

毒楼(DOKUROU)COLUMN WRITER

料理を注文するときに店員に声をかける「すいません」が、海外から来た方にすると不思議だと言うのです。忙しいところ恐縮ですが注文したいので、という意味なのに「なぜ謝るの?」となるらしい。

日本人は、失礼を詫びるときも、お土産をいただいたときも、席を譲ってもらったときも、何かを頼むときも「すいません」と言ってしまう傾向が強いようです。コミュニケーションの中で謙遜するということが、自然と身についているのではないでしょうか。

実は人に何かを頼むときは「恐れ入ります」、謝るときは「申し訳ありません」という、そのシーンに適した言葉があります。お礼をするときは「ありがとうございます」です。さらに「ありがとう」はどことなくプラスのイメージがあります。

日本の経済に暗いニュースが多いのは「ありがとう」「感謝する」気持ちが足りないからだ、と話していた学者がいましたが、気持ちが下向きではプラスになるものもプラスになりません。

今年8月11日、山の日が祝日として加わります。山の恩恵に感謝する日ということだそうです。勤労感謝の日、敬老の日・・・祝日以外でも、感謝する日は多くあります。「ありがとう」を言えるシーンはたくさんあります。声に出して感謝の気持ちを伝えることで経済が上向きになるのであれば、どんどん実践したいものです。 昭和の大落語家、林家三平師匠は額にゲンコツをかざして「どうも、すいません」と笑いをとっていました。これからは「どうも、ありがとう」で笑いがとまらない上向き経済を願うばかりです。

みんな大事・どれも大切 主婦の目チェック エビのしっぽ

《プロフィール》

イラスト:主婦イラストレーター伊東ぢゅん子:千葉県浦安市在住。大人向け子供向けと、幅広く絵を書いてウン十年。トイプードルとネコ2匹を溺愛している主婦であり、趣味はへたくそなゴルフ。一升瓶の焼酎を横において、毎晩晩酌するただの親父化した呑み助。 伊東ぢゅん子WEBサイト

テキスト:毎日の暮らしに小さな幸せ発見コラムニスト・毒楼(どくろう):1958年生まれ。大手広告代理店コピーライターを経てフリーランサー。幸せは道端に落ちている、がモットーのライター。美味しいお酒と音楽があれば生きていけると豪語。
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■記事公開日:2016/05/26
▼編集部=構成 ▼編集部ライター・渡部恒雄=監修 ▼コラムニスト毒桜(どくろう)=文 ▼伊東ぢゅん子=4コマ漫画

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