主婦の目チェック《エビのしっぽ》 #5

「イベント商戦」

毒楼(DOKUROU)COLUMN WRITER

行事や風習をイベントに結びつけた商戦が注目されています。2015年のハロウィーンは相当に盛り上がりを見せ、関連商戦の勢いはバレンタイン級に拡大したという経済ニュースが流れました。街中がカボチャと仮装する大人達であふれかえりましたが、本来は秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な行事です。

ハロウィーンが終わるとクリスマス。ご存じのサンタクロースは米国の清涼飲料水の広告から派生したものです。クリスマスの次は、バレンタインデーにチョコレートを、という商戦が待っています。バレンタインデーはチョコレートメーカーがチョコの販売促進として昭和30年代からキャンペーンを続けてきた結果だと言われてます。

では行事や風習が商戦としてすべて成功しているのでしょうか。子供の日、父の日、母の日、敬老の日に続けとばかりに、百貨店や玩具メーカーが結束して制定した「孫の日」はどうでしょう。仕掛け人の思惑に反して、少子化という社会背景もあり前途多難の様子です。

「アンサーイベント」と命名したくなる商戦があります。バレンタインデーに対してのホワイトデー。女の子のひな祭り、男の子の端午の節句。海の日に対抗したわけではなさそうですが、2016年からは山の日(8月11日)が休日となります。

イベント商戦は何よりも経済的な波及効果が期待できます。しかしそのイベント本来の意味や風習や行事など起源を知っての商戦であってほしいものです。

みんな大事・どれも大切 主婦の目チェック エビのしっぽ

《プロフィール》

イラスト:主婦イラストレーター伊東ぢゅん子:千葉県浦安市在住。大人向け子供向けと、幅広く絵を書いてウン十年。トイプードルとネコ2匹を溺愛している主婦であり、趣味はへたくそなゴルフ。一升瓶の焼酎を横において、毎晩晩酌するただの親父化した呑み助。 伊東ぢゅん子WEBサイト

テキスト:毎日の暮らしに小さな幸せ発見コラムニスト・毒楼(どくろう):1958年生まれ。大手広告代理店コピーライターを経てフリーランサー。幸せは道端に落ちている、がモットーのライター。美味しいお酒と音楽があれば生きていけると豪語。
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■記事公開日:2015/11/18
▼編集部=構成 ▼編集部ライター・渡部恒雄=監修 ▼コラムニスト毒桜(どくろう)=文 ▼伊東ぢゅん子=4コマ漫画

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