主婦の目チェック《エビのしっぽ》 #3

「リスクマネジメント」

毒楼(DOKUROU)COLUMN WRITER

シジミの二大産地と言えば、島根県・宍道湖と青森県・十三湖が挙げられます。二大産地ともに漁獲量を競い合ってきましたが、平成26年、島根産シジミが4年ぶりに青森産を押さえて全国トップの座を奪還したとのニュースが流れました。

調べてみると、平成22年までの実に20年間は島根産シジミが全国1位を誇っていたというのです。では平成23年からの3年間、漁獲量を減らした原因は何だったのでしょうか。

どうやらシジミのエサとなるケイ藻の減少が一つの要因になっているらしいのですが、激減の主な原因はまだ解明されていないとのこと。こうしてみると自然の恵みで生活の糧を得るというのは、なかなか難しいビジネスです。

天災や気候変動、異常気象のほか、高齢社会で担い手の不足など、どうやらシジミを取り巻くリスクが増大しているように見えます。シジミの世界においてもリスクマネジメントの取り組みが必要になってきたということでしょう。

漁業、農業などの1次産業では、生産から加工・製造、流通(2次・3次産業)、消費(マーケティング)までも一体化させることで、個々のリスクを軽減する試みが始まっていると聞きます。

生産地がかかえる問題は多々あるかと思いますが、結果として美味しいシジミが安価でいただければ消費者はありがたいわけです。さて今夜はシジミの味噌汁でもいただきますか。

みんな大事・どれも大切 主婦の目チェック エビのしっぽ

《プロフィール》

イラスト:主婦イラストレーター伊東ぢゅん子:千葉県浦安市在住。大人向け子供向けと、幅広く絵を書いてウン十年。トイプードルとネコ2匹を溺愛している主婦であり、趣味はへたくそなゴルフ。一升瓶の焼酎を横において、毎晩晩酌するただの親父化した呑み助。 伊東ぢゅん子WEBサイト

テキスト:毎日の暮らしに小さな幸せ発見コラムニスト・毒楼(どくろう):1958年生まれ。大手広告代理店コピーライターを経てフリーランサー。幸せは道端に落ちている、がモットーのライター。美味しいお酒と音楽があれば生きていけると豪語。
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■記事公開日:2015/07/31
▼編集部=構成 ▼編集部ライター・渡部恒雄=監修 ▼コラムニスト毒桜(どくろう)=文 ▼伊東ぢゅん子=4コマ漫画

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