今月の一言二言 #10

♯10 アナログの極み『広辞苑』は、なぜ売れ続けているのか

『クラウド、赤塚不二夫...広辞苑にのりのり』
これは10月24日の新聞記事の見出しです。内容を要約すると、2018年1月に広辞苑が10年ぶりに改訂され第7版が発売。若い世代が使う「のりのり」や「がっつり」といった口語表現のほか、「クラウド」や「フリック」などのIT関連用語、さらには「赤塚不二夫」をはじめとする漫画分野から「日本語として定着した言葉」が新たに1万項目追加されるのだそうです。

広辞苑は日本の代表的な国語辞典です。しかし今はデジタル全盛期。広辞苑に限らず紙の辞書を手にする機会はほぼありません。
ところがなぜ、アナログの極みともいえる3000ページを超す分厚い辞典が、20万部という超ベストセラー並みの販売が見込めるのか。ある言語学者は、「いかにIT技術の革新で言語検索が便利になろうとも、広辞苑には利便性を超えた言語理解の"安心感"があるからだ」と分析しています。

いまのビジネスでは"効率化"が重要視されます。また、それを実現させるためにさまざまなデジタルツールが開発されています。ただそれらは、業務をスピーディーにこなすことを主眼に置いたものであり、仕事の本質である「考えること」や「コミュニケーション」については、今なお個人のスキルや地道な営みによって評価が左右されます。
つまり、辞書も、人間も、多少アナログであっても、本質を極めようと努めるものだけが成長でき、生き残ってゆける時代。そんなふうに考えられるのではないでしょうか。
(記事:編集部)

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■記事公開日:2017/11/04
▼構成・記事=編集部 ▼監修=吉村高廣

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