東京発・全国ふるさと物産店ガイド #10

兵庫県 東京発・全国ふるさと物産店ガイド

兵庫県は、よくよく地図で眺めてみると、実はとても多様性に富んだ県であることに気がつきます。宝塚に甲子園、世界遺産の白鷺城こと姫路城や神戸ルミナリエとバラエティ豊かに都市が点在しています。瀬戸内海と日本海に挟まれていて、寒暖の差はあるし、海の幸と山の幸、島の幸、平野の幸と農作物も多彩に揃います。明石焼や神戸ビーフ、松葉カニなど美味しいものも事欠きません。

東と西、北と南では文化が違うと言っても過言ではない多面性、多様性を持つ兵庫県。その魅力をいっぱいに詰め込んだアンテナショップが東京有楽町にありました。兵庫わくわく館(東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館ビルB1F)です。

大人が一歩ショップに入って見ると、手を伸ばせばどの商品にも触れることができるほどの狭い空間なのに、なぜか飽きないほど商品がぎゅーと陳列されています。それもそのはず。「7坪の商店街」をコンセプトにしているということで、棚の一区画一区画が小さなお店、いわゆるレンタルショーケースのようなイメージです。

その言葉通りに棚を見ていく様はまるで商店街に迷い込んだようで、宝探しのようなワクワク感がしてきます。まさに「兵庫わくわく館」というわけです。「兵庫県内のメーカーが東京進出の足がかりになるようにココを活用してもらいたい」との兵庫県観光大使でもある店長の説明通り、県内では名の知れた老舗はもとより、創立して間もない若い企業の意欲的な特産品などが一同に揃います。

まずは春の兵庫と言えば、播磨灘や大阪湾で解禁となるイカナゴのくぎ煮。佃煮の一種で、ご飯が何杯でもススム逸品だとか。毎年この時期になると、瀬戸内の町中がいかなごを煮る匂いでいっぱいになるそうです。人気の商品は全国有数の生産量を誇る「淡路島産」たまねぎを使用したオニオンスープです。売上げ上位を争うのは、マイヤーレモンの果汁を使ったレモンの塩ぽん酢。数量限定ということもあって、来客された方は皆さん次々とお買い物かごに入れてました。

兵庫わくわく館は東京山手線「有楽町駅」前にあるということもあり、ウィークデーのランチタイムやアフターファイブはサラリーマンやオフィスレディで賑わいます。ご常連さんも多いとのこと。店頭に並べられている商品、特産品一つひとつに、手作りのポップで食べ方や使い方、セールスポイントが丁寧に描かれています。店長の細やかさもご常連さんを引きつける魅力なのかもしれません。

一見さんにも気軽にお声をかけ「神戸ポートタワーのペットボトルはきれいなので、飲み終わった後はインテリアにもいいですよ」。そんな小話が聞けたりもします。珍しい逸品に、ワインのワンカップがありました。神戸ワインの美味しさが手軽に味わえます。明石ぺったん焼きは、真ダコを分厚い鉄板でプレスしたカリカリの大判せんべいです。兵庫の明石でいただく味そのままを、東京の兵庫わくわく館でもいただけます。

おすすめワクワク商品
▲神戸ワイン・ミニグラス/本格的神戸ワインを手軽に。フタを開けたらそのまま飲めるワインが、オフィス街の東京・有楽町でも人気。デザインがおしゃれなので、美味しいワインを飲んだ後でもグラスとしてご利用いただけます。
▲明石ぺったん焼き/兵庫と言えば明石の真ダコ。真ダコを使ったお菓子と言えば、ぺったん焼き。その製法はいたってシンプル。特性タレで味付けした生地の上にタコをセット。それを鉄板で圧力をかけ、じっくり薄く焼くそうです。パリパリとした食感に、お口の中は香ばしさが広がります。
▲淡路産タマネギ/タマネギの甘みはご存じですか。淡路産ならではのタマネギは日本一おいしいと大評判。オニオンスープにしても良し、オリーブオイルを入れたフライパンで炒めても良し、サラダにしても美味しいタマネギ。兵庫わくわく館のおすすめ逸品です。
■記事公開日:2016/02/29
▼編集部=構成 ▼編集部ライター・渡部恒雄=文 ▼編集部・渡部恒雄=撮影 ▼写真・資料提供=兵庫わくわく館

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