ビジネス休符 音楽談議 #6

ロックミュージック蘇生

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1970年代以前、それまで若者のステイタスメントであり、
生き様やフラストレーションの表現としていた
ロックミュージックでしたが、
多様化する音楽ビジネスのウズに飲み込まれ、
やがて衰退していきます。しかし70年代後半に出現した
パンクロックによって、ロックミュージックが
若者のエネルギーから創造されていることが再び証明されます。

80年代に入ってからはR&B、ファンク、ヒップホップなど
ブラックミュージックがポピュラーミュージックの主流となり、
現在ではロックミュージック自体が持っていた
カウンターとしての役割は終ったかのように思えます。

またインターネットの普及により、
世界中の音楽が国境、民族を超え、
まさにワールドワイドな新たなサウンドが無数に生まれてきていて、
一つのジャンルで音楽を語ることが難しくなってきています。
くわえて音楽そのものが「若者達」という集団の流行ではなく、
「個人」の趣味嗜好となってきたいま、
ロックミュージックがカウンターカルチャーとして
注目されることはないかもしれません。

しかし音楽が単なる娯楽の範囲を離れ、ファッションやアート、
さらには思想までをも網羅する存在であった歴史に刻まれた事実は、
現在の多様化した文化の基礎となり、
また今日の新たな文化を生み出す機会となっているはずです。
音楽が息づく限り、カタチは変わるかもしれませんが、
ロックミュージックがカウンターカルチャーとして目を覚ますときは、
必ずおとずれるものと信じています。

※長い間、こちらのコラムにお付き合いいただき、ありがとうございます。
2014年からは新テーマで音楽談議をお送りいたします。ご期待ください。
・・・・・・・おわり。
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■記事公開日:2013/12/19
▼編集部=構成 ▼編集部ライター・渡部恒雄=監修 ▼音楽談義家・クリハラ☆シロー=文 ▼写真=アマナイメージズ

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