New York発信!リアル・ビジネス英会話 #6

What does it stand for? それは何の略ですか

英会話がついていけなくなるのは、むずかしい単語が出てきた時ばかりではありません。
日本語でも、「スズメの涙」、「目がおよぐ」など、簡単な言葉が並んでいても、本来の意味がわからなければ使えないように、英会話初心者を困らせるのがイディオム(慣用句)です。今回は、私が職場でよく耳にするイディオムを例文で紹介したいと思います。

《例文①》
A:Do you know if the new project got a green light?
(新しいプロジェクトってゴーサインが出たかどうか知ってる?)

B: It's still up in the air. We are waiting.
(まだ検討中なんです。 待っているところです)
" a green light"は第三回でも登場した「ゴーサイン」、 " up in the air"は「未定、不確か」、という意味を持つイディオムです。日本語の「宙に浮いた状態」と近い意味がありますね。


《例文②》
A: I have waited your answer for 3 weeks!
(3週間もあなたからの回答を待っているんですよ!)

B:I will reply to you when I find out. Please sit tight.
(分かりましたら返答しますから。それまで、辛抱強く待っていてくれる?)
" Sit tight"は、直訳ではしっかり座るとなりますが、この場合、「我慢して待つ」という意味になります。同僚や部下をなだめたりする時によく使います。


《例文③》
A: What does NAFTA stand for? (NAFTAは何の略ですか)

B: NAFTA stands for North America Free Trading Agreement.
(NAFTAは North America Free Trading Agreement - 北米自由貿易協定の 頭文字をとったものです)
"stand for"は、「(略など)を表す」のほかにも、「〜を支持する」「〜を我慢する」「〜に立候補する」などの意味もあります。

ほかの英語圏と比べると、なにかとカジュアル好きなアメリカは、ビジネスシーンでもむずかしい単語より、イディオムを使う傾向があるようです。
■記事公開日:2017/12/01
▼構成=編集部:吉村高廣 ▼文=古賀るう(ニューヨーク・ニュージャージーでワーキングウーマン23年) ▼写真=古賀るう

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