現役商社マンによる実践ビジネス英会話II #5

一行でインパクトのある表現。

ビジネスシーンで使う英会話だからと言って、必ずしも「硬く」話す必要はありません。場合によっては、気の利いたジョークなどを交えることで会話がスムーズになることはよくあることです。今回は、日本語でいうところの「気の利いた寸評」や「短いジョーク」という意味のOne-linerについてのお話をしましょう。

この「気の利いた寸評」や「短いジョーク」という日本語ですが、少々ニュアンスが違います。本当の面白さが伝わっていないかもしれません。あるSF映画で未来から来たロボットが発した、"I'll be back."は有名なOne-linerの一つですが、「私は戻って来る」と訳してしまうと面白くないのと同じです。One-linerのOneは「一つ」で、lineは「行」。つまり「一行でインパクトのある文」、「一発芸的な含蓄のある文」というイメージに近いかもしれません。
One-liner

"A long life may not be good enough, but a good life is long enough."

米国独立戦争時代の政治家兼物理学者ベンジャミン・フランクリン氏の有名な言葉で、「長生きは良くない場合があります、しかし、善良な人生は十分に長い」と訳されます。気の利いた寸評の一例です。

"Character is like a tree and reputation like a shadow.
The shadow is what we think of it; the tree is the real thing."

米国16代リンカーン大統領の有名な言葉で、人の性格を木に、その人の評判を木陰に例えたAnalogyです。こちらも気の利いた寸評となっています。


「気の利いた寸評」の一例をあげてみました。次に「短いジョーク」の例をあげてみます。その違いをお分かりいただけると思います。
One-liner

"Where there is a will, there are five hundred relatives."

Where there is a will, there is a way. (成せば成る:意志があるところに道あり)の"will"に「意志」と「遺書」の二つの意味があり、それに引っ掛けて「遺書を残すと500人の親戚が集まる。」と言う解釈になります。

"Marriage is like a bar of soap. It smells delicious until you take a bite of it! "

これもAnalogyですね。最初に「結婚は石鹸みたいだ」、続けてオチの解説「良い香りがする、一口食べるまでは...」。


最後の例はブラックジョーク的にはなっていますが、面白い「例え話」です。いかがでしたでしょうか。今回取り上げた文のように多くのOne-linerは比較的簡単な単語を使っていますので、ぜひ覚えて使ってみてください。
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■記事公開日:2015/03/25
▼編集部=構成 ▼編集部ライター・渡部恒雄=監修 ▼30年間海外とビジネスを進めてきた現役商社マン沢田浩一(仮)=文 ▼写真=アマナイメージズ

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