現役商社マンによる実践ビジネス英会話II #3

仕事で使える、ありそうな比喩表現の会話。

実践ビジネス英会話コラム3回目は1回目、2回目に引き続き"Metaphor"(比喩)についてお話ししましょう

昨年、コラム執筆中に倒れまして3ヶ月ほど療養に専念してましたが、ようやくリハビリも順調に進み、昨秋、どうにか仕事現場には復帰することができました。たいへんご心配をおかけしましたこと、こちらのコラムを通しましてお詫び申し上げます。
久しぶりに社会復帰して、会社と言う所は物凄い体力と精神力が必要だなと改めて痛感しています。コラム2回目では体に関するMetaphorをご紹介しましたが、今回は体力と精神力を消耗する会社でありそうな会話をご紹介しましょう。
Metaphor

(A)I have a headache.
There are too many cooks in the kitchen and nothing gets done.
(B)I feel like I am walking on egg shells.
(A)I think sooner or later heads will roll.
(B)Let's watch our backs.

直訳すると・・・
(A)頭が痛いな!台所のコックが多すぎて何も進まないよ。
(B)まるで卵の殻の上を歩いているような気分になる。
(A)(そんなことしてたら)遅かれ早かれ頭が転がると思うよ。
(B)お互い、背中を見よう。

上記の会話を意訳すると次の通りですが、もう雰囲気はおわかりですね。
「頭が痛い」 → 「困ったことに」
「コックが多すぎる」 → 「船頭多くして船山に登る」
「卵の殻の上を歩く」 → 「綱渡り=危なっかっしい」
「頭が転がる」 → 「(会社を)クビになる」
「背中を見る」 → 「用心する」

Metaphorの面白いところは、意訳しなくても雰囲気で通じることです。例えば「船頭多くして船山に登る」を「コックが多すぎる」に訳す必要なく、素直に"Too many captains will steer the ship up a mountain."で殆どの人に通じるでしょう。「殆どの人」と言いましたのは、常識や価値観などを共有する人のことであって、「船頭...」の場合は船や山を知らない人には通じないかも知れません。このような場合どうすれば良いのでしょうか。次回、その事例をご紹介いたします。
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■記事公開日:2015/01/15
▼編集部=構成 ▼編集部ライター・渡部恒雄=監修 ▼30年間海外とビジネスを進めてきた現役商社マン沢田浩一(仮)56歳=文 ▼写真=アマナイメージズ

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