現役商社マンによる実践ビジネス英会話 #1

Apples to Apples 意思疎通を図るうえで大切な「イメージ共有」によく使われます。

コミュニケーション力が大切であることは、経験を積んだビジネスマンなら心得ていること。 ところが、グローバルなビジネスにおいて日本人は「英語」の能力は相応のレベルであるにも係らず、今一つ意思疎通が思うように出来ていないケースが少なくありません。

そこで、意思疎通を図るうえで大切な「イメージの共有」によく使われている"Apples to Apples"にご注目。

例えば、あなたが「薄さと軽さと価格」でヒット中の最新素材の冬服を売っていたとします。 あるお客様にいくらそのよさを説明しても、どうにも納得してご購入にいたらない。 なぜ買ってくれないのだろう。 このお客様は、ヒット商品の良さを分かってくれてない、と思い込みをしてしまいます。

実は「薄いとか軽い」ではなく、単に高級カシミアの冬服を探していたのですね。 非常に単純化したケースですが、このケースを英語で表すと、
They are not talking apples to apples, they are thinking apples to oranges.
(直訳:彼らはリンゴとリンゴの会話になっておらず、リンゴとオレンジだ。/意訳:彼らの会話は噛み合っておらず、まったくずれている)
日本人同士でも思い込みや勘違いで上手く行かないことがありますね。 まして、色々な条件が絡む複雑な商談を習慣・宗教等価値観の異なる外国人と上手く進めるには、"Apples to Apples"になっているとこを根気よく確認し合うことが肝要です。
■記事公開日:2013/03/25
▼編集部=構成 ▼編集部ライター・渡部恒雄=監修 ▼30年間海外とビジネスを進めてきた現役商社マン沢田浩一(仮)55歳=文 ▼写真=アマナイメージズ

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